「政党政治史上最低レベル」の声も…中道改革連合の“偽装解党”と新党名に隠された“未練”
納得しないまま党に入ることはできない
一方、立民元代表の泉健太衆院議員は自身のYouTubeで民主改革の会に入党せず無所属で活動する意向を表明し、こう続けた。
《中道に1人を残して政党交付金を受け取る仕組みのいびつさ。今年分は借金の返済のためにという説明があったが、来年以降の分についての説明がまだない》
《政党交付金をどのように扱うかというのは本当に慎重に丁寧にしなければならない。決して政党の損得で考えてはいけないことだという強い思いがあって、現時点で納得のいく状況ができていないということで、結党には参加しないという判断をした。納得しないまま党に入ることはできない》
中道の新代表に就任した渡辺氏は会見で「年内に政党としての最終的な整理をするのは不可能」とした。中道が仮に来年以降も存続すれば年間17億円ほどを受領することができるとの指摘もあり、泉氏はその点についても不信感をぬぐえないようだ。
民主という名称を大事にしたかった
「民主改革の会の新代表に就いた小川氏は新体制について“わかりにくいと有権者から批判やお叱りをいただいている。説明責任を果たしていく”と話しました。国民にあまり理解されていないことは自覚しているようですが、“とにかく説明し続けるが、手続きは適法だ”“こうするしかなかった”といったスタンスがうかがえます」
と、政治部デスク。
「小川氏は“民主という名称を大事にしたかった”とオフの場で話しています。立民の源流は1998年結成の旧民主党にあり、自身も思い入れがあるようです。略称を『民主』としたのもそういった理由からでしょう。改革というワードはともかく、党ではなく『会』を使ったのは、“あくまでも一時的な体制というニュアンスを出したかった”とのことでした」(同)
ほとぼりが冷めた段階で新たな枠組みを模索するということだろうか。
高市改造内閣がスタートしたタイミングで、野党の立場なら裏金議員の入閣をネチネチと国会で問いただしたいところだが、同種とは言えぬまでも同じ政治とカネの問題を抱えていては批判の勢いがそがれるのは間違いない。野党としての存在感を示す前に説明責任を果たすだけで年内は終わってしまいそうな気配だ。
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