「メール送ったんですが…」と言われるのが苦手な理由 ネットニュース編集者が断じる「返事がないときはほぼ相手の見落とし。遠慮は無用なので“まだ見てないんですか? さっさと返事をください”と言うべき」
誰もがスマホを持つ時代になって久しいが、そのせいで“いつでもどこでも返信可能”が前提になり、結果「即レス」が求められるような風潮になっている。特に仕事ではそうで、Slack等のチャットアプリで顕著で、即レスをしない者は失礼な無能扱いになっている。それはメールにも当てはまる。だが、日々膨大な量のメールが来る中、筆者のようにスマホを持たぬ者からすると、メールを見落とすこともあれば、返事が遅れることもある。【中川淳一郎(ネットニュース編集者)】
【写真】メールは読みにくいかもしれないけど…筆者が今も愛用する「ガラケー」の懐かしい姿
メール送ったんですが……
しばらくすると電話がかかって来るのだが、その際に、必ずと言っていいほど相手が発する一言がある。それは「メール送ったんですが……」だ。すぐに「あぁ、ごめんなさい! 見落としてました」や「まだ外にいるので見られませんでした、申し訳ありません」などと言うが、この「メール送ったんですが……」が苦手だ。特に「……」部分である。
「メール送ったんですが、早く返事ください」「メール送ったんですが、いつ納品してもらえますか?」などと、具体的に用件を言ってもらうのは全く問題ない。あくまでも「……」という、「察してくれよ、オイ」的なコミュニケーションのやり方が苦手なのである。
仕事におけるメールについて考えるとき、私は、かつてのサッカー日本代表のボールの扱いを思い浮かべてしまう。そのこころは、とにかく、メール(ボール)を相手に送った(パスした)ところで主導権を相手に渡し「私はもう責任ないからねー! あとはあなたが何とかしてねー!」のような態度を取ることだ。
「メール送ったんですが……」という電話にしても、上司から「まだオレに戻さないのか」などと詰められて、催促せざるを得なくなったから仕方なくしているのだろう。「私が悪いわけではない、あいつがメールの返信をしてこないから悪いんだ」といった気持ちになるから催促をし、上司に「あいつが悪いんです!」を伝えようとする。
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