「児童会選挙の演説をチャットGPTで…」 小学生にまで浸透する“AIの罠” 読書感想文や「調べ学習」にもスマホを“活用”
児童会選挙の演説にAI
「小学生も高学年になり“調べ学習”が増えてくると、AIを使っているのが見えてきます。Googleで検索すると上のほうにAIの答えが出てきますよね。それを写して提出する子がいるようです」(小学校教諭)
もはや“調べ学習”ではなくなっている。
「この前の児童会選挙では、演説内容をチャッピー(チャットGPT)に作らせた子がいました。小学校5年生ですが、その子にしてはあまりによくできすぎていたし、堅苦しい内容だったのでバレました」(同前)
AIではないがTikTokの影響も大きいという。
「校内での子どもたちの会話は、TikTokからのものが多いですね。特に3年生あたりで多いです。TikTokで流行っている合い言葉的なものが流行っていて、今年の運動会ではサカナクションの『夜の踊り子』が採用されました」(同前)
サカナクションの「夜の踊り子」がシングルとしてリリースされたのは2012年。かなり古いが、今年初めに同曲を使ったショート動画が投稿されて話題となり、TikTokチャートで1位となった。
「私たちが子どもの頃は前日に放送されたテレビアニメの話なんかをしていましたが、今はTikTokに取って代わられています。そういう映像はスマホで見るのでしょう。幸いにも、低学年ではまだスマホ問題は起きていません」(同前)
しかし、小学校低学年でもAIを利用する子がいるという証言もある。
後編【なぜ若者はAIに頼るのか 「今の小学生はスマホに育てられている」…背景には「子どもに向き合えない親」の存在が】では、なぜAIを頼る子どもが生まれるのか、そうした子はどう育つのかについて報じている。
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