「小池百合子都知事」が「片山さつき財務相」を懐柔? ウラで渦巻くそれぞれの“思惑”とは
永田町らしい力学
小池氏は政府の“金庫番”の懐柔に成功した形だが、片山氏が小池氏に協力の姿勢を示したのはなぜか。
自民党幹部が解説する。
「永田町らしい力学が働いた。偏在是正措置には萩生田光一党幹事長代行(62)をはじめ、自民党東京都連に属する議員は反対です。片山さんも都連の所属ですが、彼女は萩生田さんから疎まれている。参院全国比例選出の片山さんには、改選を翌年に控えた21年に旧二階派から旧安倍派入りを画策した過去があるんです」
その理由を萩生田氏は、「手厚い選挙支援を得るために衰退気味の旧二階派を捨てた」と見ていたそうで、
「打算が過ぎる片山さんの籍が都連にあることに、萩生田さんはいまも不満とか。ただ、片山さんは大票田の東京から離れたくない。そこで萩生田さんと、彼に少なからず影響力を持つ小池氏に恩を売ろうと考えた」(同)
今年2月の衆院選の際、小池氏は海外出張から帰国したその足で都内の複数の自民党候補の応援に入った。
「萩生田さんは事前に“選挙に協力すれば偏在是正措置の見直し・拡充の阻止を党幹部と交渉する”と支援を迫り、小池さんはそれを受け入れた。結果は全員が当選。派閥のウラ金疑惑でイメージが悪化した萩生田さんは、首尾よく復権への糸口をつかみましたね」(同)
片山氏は小池氏を通して、萩生田氏との関係改善を期待しているとされる。縄張りを無視してまでかいた汗は報われるのか……。
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