「勝利の女神」がサッカーW杯で再び降臨か カタール大会でスペイン戦・クロアチア戦のスコア的中、25歳元アイドルの戦略眼

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十数個の資格

 他にも地理検定1級、上級心理カウンセラー、歯科助手、世界遺産検定2級など、十数個もの資格を持つ資格マニアでもある。しかも本人曰く「役に立つかもと思って取ったものはない」とのことで、目標のために学ぶそのプロセス自体がモチベーションになっているようだ。

 役者としては映像から生の舞台まで、着実に仕事をつかみ続けている。初めての演技は日向坂46時代、映画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル」(2021年)での伊井野ミコ役。生徒会会計監査という自身の才女キャラにも近い役柄だった。

 こうした頭脳明晰・真面目といったキャラクターを演じることも多いがそれだけではない。現在テレビ東京系で放送中のドラマ「るなしい」では、主人公の高校生・るな(原菜乃華)が始めた信者ビジネスで、すぐに信者になってしまう高校生の大内塔子役。本来は明るい性格だが恋愛に悩んでいるところを、るなに洗脳されて豹変していく様を丁寧に演じている。

 カタールW杯での活躍以後、影山は2023年に日向坂46を卒業。CMで見かけることも増えたが、その企業や団体のラインナップが特徴的だ。というのも、SMAS(住友三井オートサービス)、総務省、タウンハウジング、カナデビアと、公共・インフラ系の企業が目立つのである。

 特に日立造船から社名改称したプラント企業のカナデビアについては、一昨年の改称以来ずっとCMに出続けている。アイドルや芸能とは縁遠い業界でも“CMクイーン”ぶりを発揮している訳だ。

 人柄に加えてタレントとしての清潔感、サッカーの仕事に象徴されるように頭の回転もよく、勉強家なところから来る安心感が、こういった起用が続く理由でもあるだろう。自身の得意なことと、好きをつきつめたからこその活躍だ。

 来る北米W杯でも彼女のサッカー愛と知識が存分に発揮されそうだが、彼女自身も単なるにぎやかし要員でいる気はさらさらないだろう。才色兼備の“勝利の女神”影山の熱い応援は、日本代表にどんな追い風をもたらしてくれるだろうか。

大宮高史
エンタメでは演劇・ドラマ・アイドル・映画・音楽にまつわるインタビューやコラムを執筆。そのほか、交通・建築など街ネタも専門分野。

デイリー新潮編集部

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