青学大から異例の“バッテリー同時ドラ1”も? スカウトが熱視線を送る鈴木泰成と渡部海の「真価」

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最大の注目ポイント

 昨年12月に行われた大学日本代表候補の強化合宿では、実戦形式のシート打撃で渡部とバッテリーを組んだピッチャーが伸び伸び投げているように見えたのが印象的だった。この春は全試合4番、キャッチャーで出場しており、5月7日の東洋大戦では試合を決める満塁ホームランを放つなど、打撃面でも強烈にアピールしている。

 ちなみに昨年のドラフトでは小島大河(明治大→西武1位)が大学生捕手としては17年ぶりに1位指名を受けて話題となった。どちらかというと打撃の評価が高かったと見られており、トータルで見た捕手の能力は渡部の方が上という声が根強い。将来の正捕手候補が課題となっている球団が少なくないため、小島を上回る複数球団による競合1位指名も十分にあり得るだろう。

 投手と捕手が同時に1位候補として評価されるケースは、決して多くない。今年のドラフト戦線で、青山学院大のバッテリーはどこまで評価を高めるのか。2026年のドラフト会議における最大の注目ポイントとなりそうだ。

西尾典文(にしお・のりふみ)
野球ライター。愛知県出身。1979年生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行う。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員。

デイリー新潮編集部

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