「あさイチ」がリニューアルで大不評 ピンクのセットに博多大吉「落ち着かない」
各テレビ局では4月から番組の“リニューアル”が進んでいる。中でも朝8時台の番組で顕著だ。果たして、それらのリニューアルは上手くいっているのか? 【全2回(前編/後編)の前編】
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【写真を見る】落ち着きがなく、ギラギラして… 評判の悪い「あさイチ」新セット
4月16日放送のTBSの情報番組「THE TIME,」(5:20~8:00)で、総合司会の安住紳一郎アナが視聴者に向け異例の呼びかけを行い、それが話題となっている。10日と13日、同番組はゴルフのマスターズ中継のため放送休止となったが、それを受けての発言だった。
安住アナ:朝の情報番組は継続性、習慣化が大事と言われている中で、けっこう私たちとしては厳しい状況に置かれているんですが……。では、皆さんにも関係のある話、放送がなかったとき、どの番組を見たかというデータを、私が出してみました。ご覧ください。
――安住アナが「マスターズのOAがあった日…(オレ調べ)」と書かれたボードを提示する。“オレ調べ”は直筆のようだ。普段「THE TIME,」を見ている人数を100とした場合、どのチャンネルに流れたかという分析である。まず、そのままTBSのマスターズ中継を見たという人が15。「だったらテレビ見ないわ」という人、あるいは「ニュースが見たい」とNHKに行った人、Eテレに行った人はそれぞれ5になるそうだ。安住アナの分析は続く。
安住アナ:そしてクリーンナップの登場です。「グッド!モーニング」に行った人が15、「めざまし」に行った人が10、そして「ZIP!」に行った人が35! うーん、そして一度出て行ったきりもう戻ってこないという人もね、何%かいるんですよ。悪いところは直しますから、戻ってきてちょうだい! 「THE TIME,」スタートです。
なんだか、マスターズ中継で放送休止になったことに文句がありそうにも聞こえるが、ことほど左様に帯番組は継続性と習慣化が大事ということだ。にもかかわらず、なぜリニューアルをするのだろう。民放プロデューサーは言う。
リニューアル番組の総コケ
「もちろん調子のいい番組は変える必要などありません。ただ、2020年1月に国内で新型コロナの感染者が確認されてから23年5月にWHOが緊急事態宣言を終了するまで、いわゆるコロナ禍の期間はリニューアルが何もできませんでした。昨年末ぐらいからようやく落ち着きを取り戻し、各局とも番組の視聴率や収益を見直せる状況になった。そこで今期、リニューアルの揃い踏みとなったわけです」
もっとも、そのリニューアルというのが……。
「“総コケ”の状況になっているんです」
まずはNHKの「あさイチ」(8:15~9:54)だ。
「スタジオのセットはピンクが基調となりました。なんでも“朝日が差し込むシェアハウス”をイメージしたそうで、MCの博多華丸・大吉の大吉さんは早速、『落ち着かない。浮き足だった感じがある』と言っていました。テーマ曲も大貫妙子とSUITSの『おはよう』に替わり、“きょうの一歩が軽くなる”をコンセプトに番組のテンポが速くなり、情報量も増加しました。ところが、これが視聴者には大不評なんです」
SNSにはこんな声が上がっている。
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