苦悩する「小島瑠璃子」 親友・指原莉乃が言及した「不倫疑惑」 思わずホンネ「本当、迷子かも」
扱いづらい印象
視聴者が小島瑠璃子を見る目も決定的に変わってしまった。不倫疑惑から始まった一連の騒動を経て、「何でもそつなくこなす、感じの良い勝ち組の若手女性タレント」という印象はなくなり、人生経験の重さがそこに付着している。
もちろん、それは人間としての厚みになりうるものだが、もっとわかりやすいキャラが求められるバラエティの現場では、扱いづらい印象を与えてしまうことになる。小島が動画内で自分を「迷子」と表現したのは、自分自身の内面が揺れているからだけではない。テレビの側が要求する単純なキャラと、今の自分の複雑さが噛み合っていないことを、彼女自身がよくわかっているからだろう。
では、彼女の再出発は失敗するのかと言えば、そうとは限らない。成功の条件は、過去の自分を取り戻そうとしないことだ。かつての「こじるり無双」は、明るさ、器用さ、若さ、軽やかさのパッケージで成立していた。今の彼女が武器にすべきものは、それとは正反対である。
小島には人生の荒波に揉まれた人間だけが出せる厚みや深みというものがある。そして、そんな自分が学んだことや感じたことを言葉にして伝える知性もある。そういうものを打ち出していくことで、新たな小島瑠璃子像を提示することができれば、そこから活躍する道が見えてくる。
必要なのは、失ったものを惜しむことではなく、さまざまな出来事を経た今の自分にしか出せない言葉や空気を、きちんと価値として差し出すことだろう。華やかで器用な「こじるり」の再現ではなく、傷や迷いを抱えたままでも人前に立てる存在になれるのか。その挑戦が実を結べば、小島瑠璃子はかつてとは全く別の形で再び求められる存在になるはずだ。
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