映画『虎に翼』撮影現場に「有名俳優」が差し入れを… 「“出演しない人”が、なんて聞いたことがない」

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 NHKの朝ドラが映画化されるのは1999年放送の「すずらん」以来だというから異例である。2024年の朝ドラ「虎に翼」が、来年の映画版公開に向けて本格始動した。実は撮影現場でも異例の事態が起こっているというが……はて?

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差し入れ合戦

 日本初の女性弁護士をモデルにした主人公・寅子を演じるのは伊藤沙莉(31)。16.8%と、近年で最も高い平均視聴率をたたき出した「虎に翼」の映画化が発表されたのは、1月28日のことである。

「撮影は発表の翌日から始まりました。伊藤をはじめ岡田将生(36)や仲野太賀(33)など、売れっ子たちが久々に集まって、にぎやかな現場ですよ」

 とは、さる映画関係者。

「とにかく伊藤が元気に士気を高めてくれるので、いい雰囲気です。そして現場はいま“差し入れ合戦”で盛り上がっています」(同)

 はて、なんのことか。

「名古屋でロケがあったときには、小栗旬(43)からうなぎのお弁当の差し入れがありました。50万円くらいはしたと思います」(同)

 さすが、あまたの人気俳優を抱える芸能プロ「トライストーン」小栗社長の羽振りはいいようだ。

「ムロツヨシ(50)からもケータリングの差し入れがありました。こちらは30万円くらいでしょうか。現場ではみんなが天に向かって“感謝、感謝”と言いながら、うれしそうに食べていましたね」(同)

 もっとも、かねて「虎に翼」は差し入れと縁が深く、

「朝ドラのときにも、菅田将暉(33)からお菓子の差し入れがあった。甘いもの好きの女性が多いので、ケーキなどお菓子の差し入れも豊富ですね。小栗もムロも菅田も、出演者ではありません。よほど仲の良い俳優同士でもない限り、出演しないのに差し入れするなんてまずないですよ」(同)

 別の映画関係者によれば、

「現場の士気を上げるために、出演者、特に主演級の役者が、スタッフ全員分のお昼ご飯を差し入れすることはよくあります。例えば高級なものでは叙々苑の弁当を用意する人もいますよ。でも、映画に関係ない人が差し入れするのは聞いたことがないですね」

「伊藤あっての企画」

 この非常に珍しい“差し入れ合戦”を、芸能デスクはこう読み解く。

「小栗の場合は、筒井真理子などトライストーン所属の役者が朝ドラ版から出演していた縁もあると思います。加えて、14年前に映画で共演した岡田将生は“小栗軍団”の一員で、飲み仲間。岡田が小栗のことを“芸能界のお兄ちゃんみたい”と話していたこともあるほど親密です」

 ムロツヨシはどうか。

「伊藤とムロは4年前、アニメ映画の声優として、親子役で共演したことがあります。さらに、伊藤は脚本家の蓬莱竜太さんと結婚しましたが、ムロと蓬莱さんとは20年来の友人。当時、伊藤から電話で“結婚しました”と報告を受けた旨を明かしていた。彼女はムロについて“一生、面白い人”と評しています」(同)

 朝ドラ時代に差し入れをしたという菅田とも、伊藤は長い付き合いだ。

「二人は11年と22年にドラマで共演しています。伊藤が芝居で悩んでいたとき、相談に乗ってくれたのが菅田だったそうです。いまでもコンビニで買ったお菓子を現場に持参するほど、飾らない性格の伊藤は、役者仲間のみならずスタッフ受けも抜群にいい。今回の映画化も、伊藤あっての企画でしょう。彼女と仕事をすれば大量の差し入れにありつけて、スタッフ冥利につきるでしょうね」(同)

 定評のある演技力と人柄、まさに“虎に翼”のなせるわざか。

週刊新潮 2026年3月26日号掲載

ワイド特集「おとなの事情」より

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