“めちゃくちゃ物足りない”と2軍行きに… 「サブロー監督」と「相川亮二監督」の昭和回帰

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 今季から指揮を執るロッテのサブロー監督とDeNAの相川亮二監督は、共に1976年生まれの49歳。高卒でそれぞれの球団に入団し、コーチからの内部昇格という共通点もある。

 ここに“厳しさ”が加わるかもしれない。

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「許したらあかん」

 2月28日に行われたロッテ対西武のオープン戦で、一塁走者だったロッテ・藤原恭大が中前打で三塁を回りながら本塁に突入できず、帰塁も間に合わずに憤死。次の打席では代打を送られた。サブロー監督は「消極的なミスがちらほら見えたので、それは許したらあかんなと思って。藤原はそれで代えました」と“懲罰交代”だったと明かしている。

 DeNAでは、3月3日から度会隆輝が2軍に合流。相川監督は「キャンプからの練習量など、彼の実力を考えたときに物足りない。結果もそうですよね。僕にとってはめちゃくちゃ物足りなかった。もう一度、取り組み方も含めて考え直す、やり直すってことで、2軍に行ってもらいます」と説明した。

昭和の厳しいスタイル

“三塁コーチが悪い”という同情論もある藤原は、その後も起用され続けているので、降格された度会と一緒くたにはできないが、

「どちらも、ドラフト1位入団の若きスター選手を叱咤することで、チーム全体の引き締めにつながったように思えますね」

 と、スポーツ紙デスクが語る。

「今の時代、若者に対して厳しい対応をしづらいですよね。プロ野球界も、選手の自主性を重んじ、練習時間は以前より短くなりました。けれども、サブロー監督は就任会見で昭和の厳しいスタイルへの回帰を宣言。実際、秋季キャンプからチームには緊張感が漂っていました」(同)

 現役時にはキャプテンを務めるなどリーダーシップがある相川監督も、野球への取り組みはストイックで、厳しさを兼ね備えているという。

「思えば、巨人の阿部慎之助監督も根は“昭和”。公言せずとも“厳しい練習をしてナンボ”と考える指導者はいまだに多く、サブロー監督らの指導法はひそかに注目されています」(同)

 ちなみに、オープン戦の成績は、DeNAが7勝3敗2分で12球団中首位タイ、ロッテが3勝8敗1分で最下位(3月15日現在)である。

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