元照ノ富士の弟子への凄絶パワハラ、本人に真相を聞くと… 協会が処分の発表を先延ばしにする理由とは
伊勢ヶ濱親方に聞くと……
さて、今後の処分はどうなるのか。
大阪での朝稽古に姿を見せた伊勢ヶ濱親方に真相を尋ねようとしたが、質問の途中で、
「いいっス」
と一言だけ発すると、その後の問いかけは無視して歩き去った。
親方による弟子への暴力事件で思い出されるのは、20年に発覚した中川部屋のケースだ。
「中川親方(元幕内・旭里)が弟子3人に日常的に暴力を振るい、“殺すぞ”などと暴言も吐いていたことが明るみに出た。その悪質性から部屋は閉鎖となりましたが、それに比べると今回は一度きりで、かつ親方が自ら申告もしている。それらの点が考慮され、中川部屋のような重い処分は下らないとみられています」(スポーツ紙の相撲担当記者)
協会は処分を春場所後に決定する方針だが、
「角界最大の部屋をつぶすと、その影響は所属力士が9人だった中川部屋の比ではありません。伊勢ヶ濱親方も昨年6月に師匠になったばかりという事情もあり、協会側はソフトランディングしたい模様です。発表の先延ばしは“ほとぼりが冷めるのを待つ戦略だ”とする見方もあります」(同)
前編では、伊勢ヶ濱親方による伯乃富士への暴行について詳細を報じている。
[2/2ページ]



