「レベルはかつてのイチロー、松井秀喜並み」 WBCで鈴木誠也の役割が非常に大きいワケ
あの“憧れるのをやめましょう”宣言から3年。前回大会では決勝でアメリカに打ち勝ち、野球ファンを沸かせたWBCが再び始まった。主役はもちろん大谷翔平選手(31)。WBCをより楽しむために、彼を中心に繰り広げられる侍ジャパンの舞台裏を公開する。
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侍ジャパンの全体練習に合流した大谷は2月26日、“同期”であるシカゴ・カブスの鈴木誠也選手(31)と共に、記者会見に出席した。
「会見では鈴木が大谷を“翔平サマ”と呼んで持ち上げたり、“決起集会”という名の食事会開催を求めるも、大谷に“勝つことが大事”“おいしいものを食べに来たのではない”と軽くあしらわれたりしていました。意気込みやコンディションなどについて、優等生のような回答を述べる大谷に続いて、鈴木は“(大谷と)一緒です”と繰り返すばかり。ついには“大谷の後は喋りづらい”と弱音を吐いていました」(スポーツ紙デスク)
息が合っているのか合っていないのか、判断に苦しむところだが、二人の仲が深いのはたしかなようだ。
「東京都荒川区育ちの鈴木は、一言で言えばヤンチャ系で、勉強そっちのけで野球だけに励んできた。生真面目な大谷とはキャラがまったく異なります」(同)
「かつてのイチロー、松井秀喜並み」
そんな二人が急接近したのは2016年、翌年のWBCに向けて鈴木が侍ジャパンに初招集されてから。
「大谷も“同級生は特別”と親しみをあらわにしていました。その後は主に鈴木が大谷をいじる役回りで、打撃技術について教えてくれない大谷を“ケチ谷”と呼んでからかったこともありました」(前出のデスク)
ともあれ会見だけ見ると、鈴木が道化さながらの存在に思えるが、
「この大会で彼の担う役割は非常に大きいでしょう」
そう語るのは、MLBアナリストの友成那智氏。
「彼は昨シーズン、日本人の右バッターとして初めて30本塁打、100打点を記録し、レベルはかつてのイチローや松井秀喜に引けを取りません。WBCでは左バッターの大谷に続いてバッターボックスに立つ可能性が高いと思います」(同)
会見だけでなく、打順でも“大谷の後”というわけである。
「例えば相手が大谷に対して申告敬遠すれば、鈴木と勝負することになる。また、決勝ラウンドに進めば、大谷対策として相手チームは強力な左ピッチャーをぶつけてくるはず。そうなると、右バッターの鈴木の腕の見せ所になります。チャンスの場面では、しばしば肩に力が入ってしまうこともありますが、直近の打撃練習を見る限り、状態は悪くなさそうです」(同)
3月1日には悲願の決起集会を敢行している。あとは“打つことが大事”だ。


