14歳の女子中学生を働かせたケースも…警察が「メンズエステ」摘発に本腰を入れる理由 「SNSで客同士が盛んに情報交換」「サービスも過激化している」
コロナ禍で
「当初のメンエスは、男性からのタッチは厳禁で、女性による下腹部へのタッチも同じ。性的サービスがないことから女子大生やモデルの卵など、ごく普通の女性がお忍びの高額バイトとして働くことが多かったことでも注目を集めました。ただ、こうしたサービスでは、男性客は“生殺し”や“寸止め”状態という、ある種、異様な状態で帰宅を余儀なくされる。店側も“性的サービスは厳禁”と言いながら、その流れが大きく変わったのがコロナ禍でした」(元風俗情報担当記者)
デリヘルやソープランドなど、一般的な性的サービスの店ではコロナ感染の危険があるかもしれないと判断した男性客が、表向き「性的サービスはない」とするメンズエステに流れるようになった。
「もともと性的サービス店を利用していた男性たちは、メンエスでも平然と女性に触ったり、『どこまでやらせてくれるの?』『サービスしてくれないの?』と言ったりして、ズケズケとサービスを要求するようになりました。すると、女性の中にも、『あと1万円くれたら手で』とか、『2万円なら最後まで』と応じる例も出てきたのです。これが通称“裏オプ”と呼ばれる、裏オプションでした」(前出・記者)
ただでさえコロナ禍で、あらゆる業種が集客に悩む中、メンエス業界も例外ではなかった。「どこの店なら裏オプがある」「あの店のこの女の子は最後までできる」などといった情報交換がSNSやネット掲示板で盛んに行われるようになったことも、メンエスブームの追い風となった。
「特に、最初から性的サービスが当たり前の従来店とは異なり、女性と個人交渉をして最後までできるかどうかというのが“ゲーム感覚で楽しく、(うまくいくと)達成感がある”と感じる男性客が増えてきたことも、メンエス人気をさらに高めました。今では集客バトルが激しくなっており、稼働女性にさまざまなコスプレを導入したり、極小面積のビキニ(マイクロビキニ)姿での全身密着マッサージを導入したりするなど、サービスも過激化しています」(同)
捜査の焦点は…
それでも本来のサービスと業態を尊重し、「性的サービス厳禁。現認した場合は女性は即解雇、男性客は罰金100万円」などとルールを徹底して、健全サービスに努めている店はある。時おり、勘違いした客が利用して大変な目に遭うこともあるらしい。
警察当局がメンエス業界に目を光らせる主な理由は前述の通りだが、他の事例として、新宿・歌舞伎町の大久保公園で立ちんぼをしていた女性や、マッチングアプリで援助交際をしていた女性が、メンエス業界に参入している点にも注目しているという。
「こうした女性は、稼いだ金をホストクラブやメンズ地下アイドル、メンズコンセプトカフェの男性店員などへ貢いでしまう。いわゆる“推し活”です。警察はこうした“イケメン推し活ビジネス”にはまってしまい、違法店舗やスカウトグループの網にかかってしまう“闇のスパイラル”を壊滅すべく、所要の捜査を推進しています」(前出・捜査関係者)
店舗として特定のマンションを使用せず、ホテルなど出張型のメンエスにも目を光らせるなど、多方面に捜査の網を張っているという。





