“アマプラ超え”月額1100円で高級感たっぷりの演出を… 松本人志「ダウンタウンプラス」の評価 裁判については「調子に乗ってね」

エンタメ

  • ブックマーク

 性加害疑惑により休業していた松本人志(62)が11月1日、独自の動画配信サービス「ダウンタウンプラス」で復活した。1年10カ月の長いブランクを経ての“お笑い界の帝王”の評価は、どれほどだったか。

 ***

「松本、動きました」

 松本の生配信トークで幕を開けた「ダウンタウンプラス」。都内のスタジオには、番組観覧の抽選に当たった60人ほどのファンが集まった。

 万雷の拍手で迎えられた松本は、ブラックスーツに黄色いネクタイの金髪姿で登場。感極まって1分ほど言葉が出なかったが、ようやく「松本、動きました」と第一声。続けて、

「日本のお笑いがしんどいと聞きまして、私、復活することにしました。よろしくお願いします」

 と堂々宣言したのである。キー局のプロデューサーによれば、

「このせりふは、宮迫博之(55)をはじめとする吉本芸人らの“闇営業問題”が2019年に持ち上がった際、松本が旧ツイッターで呟いた文面を、自らパロディーにしたものです。彼は当時、後輩芸人を助けるべく〈松本 動きます〉と記しました。妙に男くさいその表現がネットで面白がられ、流行語となったのです」

 相方の浜田雅功(62)こそ不在だったものの、この後は自虐も交えながら立て板に水のトークが炸裂。「今めちゃくちゃ干されています。イカだって一夜、干されるとうまみが増しますよね」「(ひまだったので)NSC(吉本総合芸能学院)に入ってやろか」としゃべり、ファンには迷惑をかけたと「感謝」という言葉を何度も繰り返すものの、自らをたたいた「ワイドショーにも感謝」「アンミカさんなんて白は100通りあるやんか~、と言うてた人がオレを完全に黒扱い。それも感謝」と、毒舌は相変わらず健在だったのである。

裁判を笑い飛ばすシーンも

 演出についても、民放のゴールデン番組と比べて遜色はなかったと先のプロデューサー氏は話す。

「大型スクリーンを背景にしたセットは高級感たっぷり。カメラだってクレーンを含めて計4台もあり、音響効果も的確でした。番組は約1時間でしたが、松本のギャラを除いた制作費は300万円といったところでしょう。彼がしきりに“潤沢な資金”と言っていたのはだてじゃない」

 それなら肝心の性加害にはどう言及したか。松本は「週刊文春」との訴訟について「5億5000万円は調子に乗ってね~。あれはない」と、自ら取り下げてしまった裁判を笑い飛ばす。さらに、弁護士費用が訴訟額によって上がることを知らなかったと明かしたがそれまで。自分には笑いしかないとして「62歳で再デビューの松ちゃんをよろしく」と言い、約20分の前半を締めくくったのだった。

「いまだテレビへの復帰は厳しいはず」

 番組は後半、映像を挟みながらオリジナルコンテンツの内容や見どころを紹介。ダウンタウン関連の過去作品だけでなく、これから毎週、新規の動画を増やしていくとして終了した。

「つい醜聞など忘れ、見入ってしまった視聴者も多かったと思うが、いまだテレビへの復帰は厳しいはず」

 とはスポーツ紙記者の見立て。当面はこれで食いつなぐしかないのだろうが、

「ネックは月額1100円の価格設定。国内外から質量ともに選りすぐりのコンテンツが見られる『アマゾンプライム』より高い」(同)

 松本は「何十万人が見てくれている」と自画自賛。この先、思惑通りに運ぶか。

週刊新潮 2025年11月13日号掲載

ワイド特集「地獄に仏」より

あなたの情報がスクープに!

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。