「世界に類を見ない投手になりたい」 山本由伸が語っていた大いなる野心
体格に恵まれていたわけではない。ドラフト上位だったわけではない。それでも山本由伸投手はオリックス入りして2年目のシーズンには頭角を現し、5年目には最多勝投手となる。その後の活躍はあらためて触れるまでもない。そして今年、ドジャースでの活躍は日米を沸かせている。(デイリー新潮2023年2月17日配信の記事を再構成しました。年齢などは当時のものです)
〈5回連載の第5回〉【中島大輔/スポーツライター】
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山本投手の「一番打たれない球」がさらに進化することに期待する人は多いことだろう。...

