阪神優勝で「道頓堀ダイブ」続出 大腸菌ウジャウジャ…「日本シリーズ優勝のほうが危険」と専門家が警鐘のワケ
水の都、大阪はいま――
それでも、水質調査を始めた20年前より道頓堀の水はきれいになっている、と宮道さん。
「大阪市は元来、水の都です。『平成の太閤下水プロジェクト』という名のもとに行われた雨水貯留菅の整備、水門の調整などで水質を改善、道頓堀沿いの遊歩道である『とんぼりリバーウォーク』を作り、遊覧船で周遊できるレベルにはなったと思います。過去、川にごみをポイ捨てし、自転車を不法投棄していた市民の意識も、おそらく大幅に改善されてきているのでは…」
かつて、汚い・くさい・危険、といわれ、1960年代には“街のゴミ箱”の異名をとっていた道頓堀も、現在ではテレビ番組でタイやフグが見つかるほどのきれいさになっていることが確認されている。
「市の努力の結果、道頓堀の水100ミリリットルあたりの大腸菌の数は、数万単位から数千、数百の数字に落ち着いてきました。今後の数字は…市民のモラルにかかっているかと思います。10月から行われる日本シリーズでは、水温も下がり、むしろ菌にとって過ごしやすい環境になります」
つまり大腸菌など、危険な菌の数がぐっと増える可能性もある。今回以上の注意喚起が必要になりそうだ、と宮道さんは念を押す。
「阪神の勝つのはとても嬉しいこと。できれば、もちろん日本シリーズは優勝してほしい。ただし、飛び込みゼロで…! これがわれわれの本望ですね(笑)」







