“2億円借金”の伊藤健太郎が家賃50万円の高級マンションに引っ越したが… 前事務所への返済は「一向に進んでいない」

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“ステージママ”は「私の口からは何も言えない」

 それでも残債はいまも優に2億円を超える。本人との連絡が途絶えたことで、今春に伊藤の両親と債務の存在などを確認する念書が交わされたという。

 業界では「ステージママ」として知られる伊藤の母親は息子の退所に際しても、事前に複数の業界関係者と接触していた。さらに前述の高級マンションへの入居も彼女の意向によるものだったとされる。

 当の母親に違約金の返済がストップしている理由を尋ねると、

「すみません。私の口からは何も言えなくて……。あの子も一生懸命、仕事にまい進しておりますので。見守っていただけるとありがたいと思っています」

 と言って口を閉ざす。

所属事務所会長は「本人は頑張っている」

 一方、事情をすべて知った上で伊藤を引き抜いたトライストーンの山本又一朗会長(77)はこう話す。

「(借金は)ちゃんと返しています。つまり……今まで(伊藤が)出演したギャラを向こう(イマージュ)は一銭も振り込んでこないんだから、(返済金として)引いてるということでしょ。健太郎は一円も入ってこず、生活費もままならないのに、頑張っていますよ」

 さらに伊藤の現状についてもこう明かす。

「仕事は回復しつつあります。新たに主役が決まった企画もあるしね。本人はこれまでギリギリの精神状態の中でやってきて、ようやく時間の経過とともに癒えつつある状況です。事故は誰でも起こすんだから、いまはもう、そんなこと考えないよう懸命に芝居に打ち込んでいますよ。もちろん健太郎の場合、皆さんにいろいろ言われないような環境に自分を引き戻すことが一番の仕事だとは思っていますがね」

 ならばなおのこと、返済の意思を見せるべきだと思うが……。

週刊新潮 2025年7月17日号掲載

ワイド特集「大予言」より

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