「俳優」「MC」ともに安泰な2人とは？ 解散「嵐」メンバーを待ち受ける今後の展開
安泰の相葉と二宮
櫻井と同日に結婚発表した相葉だが、22年10月に第1子の男児が誕生したことを報告。現在はいずれもバラエティーで、テレビ朝日系「相葉マナブ」、日テレ系「嗚呼!!みんなの動物園」、フジ系「相葉◎×部」の3本でMCを努めている。
「中でも『相葉マナブ』はかなりゆるい感じのロケ企画がメインで、直近の5月18日の平均世帯視聴率は7.7%（ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同）。ゲストによっては8％台を記録するなど、健闘中です。相葉さんのスタッフに対する気遣いもあり、制作チームはかなりいい雰囲気だそうです」（テレ朝関係者）
俳優としては、TBS系の「渡る世間は鬼ばかり」シリーズなどで知られる、石井ふく子氏（98）がプロデュースを手がけたスペシャルドラマ「ひとりぼっち－人と人をつなぐ愛の物語－」（23年）で主演を務めた。
「同ドラマには、えなりかずきさん（40）、角野卓造さん（76）ら『渡鬼ファミリー』がほぼ出演。『渡鬼』といえば、えなりさんと主演の泉ピン子さん（77）が絶縁状態でることが報じられています。それに対して、相葉さんはもともとえなりさんとゴルフ仲間でその縁で『木7◎×部』（当時）にえなりさんをブッキング。それもあって、相葉さんに白羽の矢が立ちました」（TBS関係者）
ただ、俳優としてのキャリアは積んでいるが、代表作と言えるほどヒットした作品はなし。親しみやすいキャラクターで好感度が高く、バラエティーのMCが適職のようだ。
二宮は19年11月に結婚し、嵐のメンバーとして初の既婚者に。その後、2人の女児に恵まれている。ジャニー氏の性加害問題で渦中にあった事務所を23年10月に退所し、翌月に個人事務所となる新会社「オフィスにの」を設立。現在はいずれも冠バラエティー番組の日テレ系「ニノさん」、TBS系「ニノなのに」でMCを努め、自身が中心となっているYouTubeチャンネル「よにのちゃんねる」は登録者数が488万人（15日現在）に達している。
独立後、二宮はTBS系で主演の人気シリーズの続編「ブラックペアン シーズン2」（24年）、放送中のNHK連続テレビ小説「あんぱん」には脇役で出演。映画は「【推しの子】-The Final Act-」（24年）、ヒット公開中の「＃真相をお話しします」に出演した。そして、人気ゲームソフトを映画化した主演の「8番出口」（8月29日公開）、Netflixの岡田准一主演で豪華キャスト陣のオリジナルシリーズ「いくさがみ」（11月配信予定）が公開・配信を控えている。
「ハリウッド映画『硫黄島からの手紙』（06年）への出演でも注目されましたが、作品を重ねる度に演技に磨きがかかり、代表作を続々と更新してきました。現段階では、金がすべての天才医師役を演じる『ブラックペアン』シリーズが代表作でしょう。カッチリした役からダラっとした役まで演技の幅が広く研究熱心。自身と同じように旧ジャニーズから独立した岡田さんとは連絡を取り合う仲のようで、アクション作品で世界進出を目指す岡田さんに共感しているようです。二宮さんはすでに『キネマ旬報ベスト・テン』や『ブルーリボン賞』の主演男優賞、『日本アカデミー賞』の最優秀主演男優賞など国内の映画賞を総なめに。同じような立場になった岡田に共感し、海外に目が向くのも納得です」（映画業界関係者）
世界三大映画祭の1つである「第78回カンヌ国際映画祭」では、「8番出口」が「ミッドナイト・スクリーニング部門」で正式招待上映された。所属事務所の公式サイトによると、「メルカリ」、「DHC」、「JCB」など5社とCM契約とソロ活動だけで無双状態。俳優業、司会業ともに盤石だ。
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