一家心中から2年の「猿之助」に代わって仕事急増の“独身イケメン”歌舞伎俳優とは?
仕事漬け
歌舞伎では5月に「團菊祭五月大歌舞伎」(歌舞伎座)に出演し、7月から8月にかけては「刀剣乱舞」(新橋演舞場など)に主演。その合間を縫って6月に上演される渡辺えりが演出・出演するオフィス3◯◯(さんじゅうまる)特別公演「少女仮面」(ザ・スズナリ)へのゲスト出演も決まっている。
「渡辺さんが2007年に演出した歌舞伎『新盤 舌切り雀』に松也が出演したことで付き合い始まったそうです。今では彼女の舞台で共演した吉岡里帆も交えて一緒にディズニーランドに行くほどの仲だとか」
かつては女優とも浮名を流したこともある松也だが、最近はそうした話も聞かない。松也より一つ年上の中村七之助(41)は先月に結婚したばかりだが、「中村勘九郎 中村七之助 新緑歌舞伎特別公演 2025」の初日(5月3日)、七之助の兄・中村勘九郎(43)は「(七之助の結婚で)一番プレッシャーを感じているのは尾上松也でしょうね」と笑いを取っていた。
「勘九郎・七之助兄弟と松也は同じ80年代生まれで、3人でコクーン歌舞伎『三人吉三』を演じたこともある仲ですからネタにもされる間柄です。松也はかつて女優と浮名を流したこともありましたが、最近は仕事漬けのようです。特に歌舞伎では“いい兄貴分”みたいになっちゃうようです」
若手歌舞伎俳優の登竜門と言われる「新春浅草歌舞伎」を昨年まで引っ張ってきたのが松也だった。
「猿之助や愛之助からのバトンを受け取り、メンバーを一新したのが15年でした。あれから10年が経ち、そのバトンを昨年、下の世代に渡したわけです。松也たち80年代生まれも今や若手ではなく立派な中堅です」
いよっ、音羽屋!
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