世界最速のW杯代表入り? 「長友佑都」が主力に先駆けて“ほぼ内定”の理由は「ピッチ外での存在感」

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「後輩たちにポジティブな最高の好影響」

「彼のキャラクター、経験、出せるパフォーマンス、ピッチ内外の全てがポジティブですね。全てが後輩の選手たちにポジティブな最高の好影響を与えてくれている。(略)日本を背負って戦う上で、大和魂を注入してくれる選手がいることは絶対的に必要です」

 5月9日に催されたイベントで、森保一・日本代表監督は、長友佑都(38)についてこのように語った。

「あんなに熱弁を振るって落選はない。長友は、三笘薫ら主力に先駆けて代表に内定しましたね」

 と、苦笑するスポーツ紙記者いわく、

「日本は、開催国を除くと世界で最初にW杯本選出場権を獲得しました。長友は世界最速で代表切符を手にしたといえそうです」

不動の“レクリエーション部長”

 もっとも、今の長友は、Jリーグ15戦でスタメンは5戦のみ。果たして日本代表の戦力になるのだろうか。

「W杯は、直前合宿を含め1カ月以上、外出が制限され、家族とも自由に会えず、仲間と同じ釜の飯を食う。おまけに“俺が俺が”のスター集団ですから、結束力が鍵となる。長友は、ピッチに立つのは10~20分ほどでしょうが、ピッチ外ではムードメーカーで、不動の“レクリエーション部長”。たとえけがをしても招集されるのでは」

 先のカタール大会で長友が発した「ブラボー」は流行語になった。11月だったため流行語大賞候補に入らなかったが、

「次の北中米大会は夏開催。名言が飛び出せば、流行語大賞を狙えますよ」

 それはともかく、実現すれば5大会連続出場だ。リオネル・メッシ(アルゼンチン)やクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)ら過去7人しか成し得ていない偉業達成なるか。

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