「じいじはどんな悪いことをしたの?」 孫の一言で一念発起! 耐震偽装で日本中に注目された「ヒューザー元社長」の現在地
「普通のマンションさえ買えない」
高騰するマンション市況は、その目にどう映るか。
「100平方メートルなんて夢のまた夢、普通のマンションでさえ庶民は買えない状況になってしまった。東京湾に面した東京五輪の選手村用地も財閥系の大手に払い下げられ、決して安くない値で物件が売られている。結局、大手だけが優遇され、狭くて高いマンションばかりになってしまった」
そう嘆く小嶋氏は事件後、弟の経営する不動産会社で物件管理の仕事をして暮らした。が、孫の「じいじはどんな悪いことしたの?」という一言がきっかけで一念発起。現在は太陽光発電事業に力を注いでいるという。
「私はね、20年前の事件で、社会的にも精神的にも肉体的にも死んだんです」
ただ「社会的に」はともかく、肉体的には元気そう。
「いやいや、ホントに肉体的にも死にました。あれ以来20年、一度もソープに行ってませんからね」
個性的な人柄こそは健在。





