CAを辞めてグラビアへ 「バストトップは絶対出さない」と決めた26歳がバラエティで見せた“もう一つの顔”

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江頭2:50と佐久間宣行

――「これだ」という決定的なタイミングはありましたか。

 正直、それはないですね。でも、グラビアが好きなファンの方がずっと支えてくれていたところに、「エガちゃんねる」をきっかけにバラエティのファン層など新しい方が私を見つけてくれたのは大きかったと思います。

――江頭さんはどんな印象を持っていますか。

 江頭さんは、映像では破天荒なイメージが強いですけど、カメラが回っていない時は本当に真摯な方です。「それは営業妨害だからあんまり言わないで」って言われたんですけど(笑)。でも、ファンの方ならもう分かっていると思います。

――現場ではどのような様子なのでしょうか。

 しっかり場を盛り上げることに徹してくださいます。ちょっとした仕事の悩みを相談した時にも、すごく真剣に考えて答えてくれる方です。最初の頃に出会えたことが、本当に良かったなと思っています。

――それはどういう意味ですか。

 グラビアしかやってこなかった私にとって、初めてバラエティ寄りの仕事を経験したのが、江頭さんの番組だったんです。カメラマンさんやディレクターの方としっかりお話しするのも初めてだったので、すごくいいタイミングで優しい方と出会えたな、と。もし最初にすごく厳しい方と出会っていたら、バラエティが苦手になっていたかもしれません。

――そこから、佐久間さんの番組にも出る流れになっていたかと思いますが、そこでさらに活動の場が広がった感じですか。

 佐久間さんには本当に、いろんな方向にお仕事を広げていただきましたし、感謝してもしきれないですね。

――具体的に、どういう風に広がったのでしょうか。

 グラビアの「セクシーさ」と、「NOBROCK TV」での「エッチな感じ」って、全然違うものだと思うんです。私はそれまで、グラビアの“綺麗に撮ってもらう”方しか知らなかったので、「私、意外とこっちもできるんだ」って気づいたんです。佐久間さんの編集や指示のおかげで、新しい自分を見つけられたという感じです。

――「NOBROCK TV」の人気企画で、今年、Netflixでも配信される「罵倒村」の現場の雰囲気はどのような感じですか。

 全然ピリッとしてなかったです(笑)。「NOBROCK TV」の収録環境がすごく良いんですよ。スタッフ同士でピリつくこともなく、みんな伸び伸びしていて。そのまんまの人たちが「罵倒村」をやっている感じでした。本当に楽しいです。

――グラビアやYouTubeで色っぽい仕事をすることに、恥ずかしさはないですか。

 ないですね。

――最初から?

 そうですね。全然ありません。

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 第4回【激減したCAの仕事、副業を始めるも「胸が大きすぎて」ウェディングドレスが入らず「じゃあ、グラビアやるか」】では、「砂ブラ」だった初めてのグラビアの仕事などについて詳細に語っている。

風吹ケイ
1999年、大阪府出身。2022年、ファーストDVD「降臨」でデビュー。以後、グラビア、映画、YouTubeなどで活躍する。

デイリー新潮編集部

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