新横綱・豊昇龍と叔父の朝青龍「勝負強さはそっくり」、引退・照ノ富士の苦労は「指導者になった時に必ず役に立つ」【音羽山親方の初場所総括】

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 右四つからの下手投げを得意とするなど、現役時代は「玄人好み」の相撲で活躍した71代横綱・鶴竜。陸奥部屋からの独立後、新たに音羽山部屋を創設してから1年余り、力士は徐々に増えて、部屋も活気づいている。今回の初場所では、同部屋の霧島が敢闘賞を受賞した。NHK大相撲中継や「サンデースポーツ」の解説でもすっかりお馴染みになった音羽山親方に、初場所の土俵を改めて振り返ってもらった。【ノンフィクションライター/武田葉月】

――初場所は平幕・金峰山関が初日から9連勝するなど、優勝戦線を引っ張り、千秋楽まで混戦となりました。...

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