電撃作戦でロシアにひと泡も…「ウクライナはなぜリスクだらけの越境攻撃に踏み切ったのか?」 軍事・外交の専門家が首を傾げる理由
第1回【スコップしか持たないロシアの新兵に「ウクライナの精鋭旅団」が襲いかかった…プーチンの顔に泥を塗る「越境攻撃」が成功した最大の勝因とは】からの続き──。ウクライナ軍の精鋭旅団は依然としてロシアのクルスク州で快進撃を続けている。だが専門家はロシア軍による包囲作戦の危険性が高まっており、ウクライナ軍に甚大な被害が出る可能性もあると警告する。(全2回の第2回)
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ロイターの日本語電子版は8月17日、「ウクライナ軍、クルスク州で1─3キロ前進 米当局と戦況を協議」との記事を配信した。...