森ビル14年目に突入する辻慎吾社長のワンマン体制 関係者は「社内は自由にモノが言える雰囲気ではない」

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 森ビルは3月25日、「役員人事のお知らせ」を発表した。新社長や新会長の就任は記されておらず、これで辻慎吾社長の“続投”が明らかになった。辻氏が社長に就任したのは2011年6月、つまり“辻体制”は今年6月で14年目に突入することになる。

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 読売新聞オンラインが2023年4月19日に配信した「上場企業の約半数は『同族経営』、世界が注目する理由とは」との記事によると、一般企業で社長の在任期間は平均で4・93年なのに対し、ファミリー企業は10・50年と倍になるのだそうだ。...

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