巨人・藤本英雄が達成した「幻の完全試合」 目撃者は意外な人物(小林信也)

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 佐々木朗希(千葉ロッテ)が完全試合を達成してから2年になる。あの衝撃はいまも鮮烈によみがえる。角度のある速球とフォークボールでオリックス打線を翻弄した。まったく芯に当たる気配がなかった。いまはMLBで活躍する吉田正尚でさえ3打数3三振。試合後、「(ボールと)接点がなかった。フォークがストーンと消える」と、完全に脱帽した。日本最多タイの計19奪三振。1回表、3番吉田から5回終了まで13連続三振の日本新記録。とにかく圧倒的な投球だった。6回、先頭打者としてセンターにフライを打ち、連続三振を止めた紅林弘太郎もこう語っている(日刊スポーツ)。...

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