アメリカで強まる「主犯は大谷翔平・水原スケープゴート」説 「大谷が移動中に使っていたスマホアプリが怪しい」疑念の背景には「トランプ再選」も

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 水原一平氏のドジャース解雇騒動が混迷を深めている。アメリカでは「なぜこんな怪しい展開になっているのに、日本人は美談で済まそうとするんだ」という疑念が噴出。「主犯は大谷翔平、水原スケープゴート説」が強まっている。背景には「米国第一主義」を掲げるドナルド・トランプ前大統領が返り咲きそうな気運が関係しているとの指摘もある。

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日米で受け止め方は「全く違う」

「日本人にとっては、日本の宝である大谷翔平が犯罪に関与しているはずがないという強い思いがあります。ただし、アメリカ人の受け止め方は全く違います」

 こう語るのは現地で取材する日本人記者だ。アメリカ人からすれば、当初伝えられた、通訳に過ぎない水原氏のために大谷が450万ドル(約6億8000万円)に及ぶギャンブル遊興費を肩代わりしたという美談自体が信じられないという。

「日本ほど大谷と水原氏の“兄弟愛”が報じられているわけでもありません。ましてや、直後に出てきた“窃盗に遭った”という取ってつけたような言い分など到底受け入れがたいと…」

 確かに後に大谷サイドが訂正してきた「大谷は何も知らずに窃盗された」という言い分が本当ならば、水原氏が大谷の口座のパスワードを知っていて自由に金を動かせる立場になければ不可能だ。

 そんな不自然な説明よりは、「水原氏がスケープゴートにされている」すなわち「本当は大谷自身がギャンブルをしていた」という話の方がしっくりくるというのだ。

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