「あれ、雪道なのに何でこんなに上手く運転できるんだ?」 日産の最新技術「e-4ORCE」を記者が体験!

PR PR

  • ブックマーク

積雪、降雪の中ドライブに出発

 2022年3月に発売され、すでに国内外から高い評価を受けている日産自動車のクロスオーバーEV「ARIYA」。ウリの一つは、快適な乗り心地や路面を問わない安心感を提供する、新開発の4輪制御技術「e-4ORCE」だ。今回は、雪の積もった山道という運転難易度の高い環境でデイリー新潮記者がARIYAに試乗。実際に体感した「e-4ORCE」の持つ力をレポートする。

 ***

 試乗場所となったのは、長野県北佐久郡立科町にある女神湖近くの山道。当日は積雪に加え、雪が降る中でのドライブとなった。

 ちなみに今回試乗している記者は雪道でのドライブの経験はほぼないため、凍結した路面でのスリップなどに不安を抱えながらの出発となった。

カーブもストレスなく走行

 車を発進させてすぐに気がつくのは、ドッシリとした安定感だ。雪道を運転する際は肩に力が入り、加速も減速もぎこちないものになってしまいがちだが、ARIYAはすーっと滑らかに加速し、減速時に前のめりになることもないため、雪道を走る際のストレスをほとんど感じない。そのため、普通の路面を運転しているような気持ちで快適にドライブを楽しむことができるのだ。

 記者は雪道での運転の経験が少ないため、スタート直後はカーブにさしかかるたびにスピードをグッと落としていたが、途中からはアクセルを踏む力を少しだけゆるめるだけで曲がり切れてしまうことに気づく。

 もちろんスリップに注意しながらの運転だが、カーブのたびに恐る恐る減速するよりもはるかにストレスは少ないし、急減速によって車体がブレることがないのは安全面でもメリットが大きいように感じた。

 雪道でもストレスなく走ることができるのは、「e-4ORCE」によって前後の駆動力と4輪のブレーキが緻密にコントロールされており、運転ミスや路面状況による車体のズレなどを瞬間的に調整してくれるからだそうだ。ドライバーにとってこれほど心強い味方はいないだろう。

「あれ、運転がうまくなった?」

 さらに驚きなのは、「e-4ORCE」は縁の下の力持ち的に運転を支えてくれるため、ドライバー自身が「車に助けられている」ということに気づかないところだ。雪道を普通の道路のように滑らかに走ることができ、カーブでも思った通りに曲がることができるので、「あれ、運転がうまくなったかな?」という気分になってしまうほどだ。

 どうやらドライバーが大きなミスをする前に、「e-4ORCE」が小さなミスを絶えず修正してくれるため、自分では気づかないところで「理想の運転」に近づけてくれているようだ。

精神的な負担を軽減

加速、減速によって身体的な負担が小さいのはもちろん、雪道でも普通の路面のように安心して走ることができる精神的なメリットはかなり大きいのではないかと感じた。

 また、コーナリングの安定性は安心感だけでなく運転の楽しさを倍増させてくれた。雪道だけでなく、ワインディングの多い山道などでも「e-4ORCE」の魅力が発揮されるのではないだろうか。

 ARIYA、そして「e-4ORCE」の力を実際に体感したところで、「e-4ORCE」の開発責任者であり、日産自動車パワートレイン・EV技術開発本部エキスパートリーダーである平工良三さんに開発の経緯や、どんな方に「e-4ORCE」搭載車がおすすめかなどについてお話を伺った。

「トップランナーを走るのは自分たち」

――まず、「e-4ORCE」の特徴について教えてください。

 e-4ORCEは、NISSANがこれまでに培った技術から生まれた新開発の4輪制御技術です。前後に2基の電動モーターを搭載し、前後のトルクと4輪のブレーキを緻密にコントロール。これにより、新次元の“プレミアムな走り”を実現しています。素早いレスポンスと滑らかな加速、減速時も揺れの少ない快適な乗り心地、操作に忠実なハンドリング性能、そして、路面を問わない安心感などを実現。誰もがスムースで思い通りのドライビングを楽しむことができます。

――開発の経緯は?

 モーター車が今後ますます一般的になっていく中で、日産としてどう差別化できるのか。電動でしかできないことを極め、この分野でトップランナーを走るのは自分たちだ――そんな意気込みの一つの表れが「e-4ORCE」です。路面状況を瞬間ごとに察知し、最適な駆動を行うというのは、エンジンだけで駆動する時代には挑戦することすらあり得ないことでしたが、電動駆動であれば可能かもしれない。そんな思いから技術の粋を結集し、電動駆動であることのポテンシャルを最大化したのが「e-4ORCE」なのです。

――今回試乗してみて、あたかも自分の運転がうまくなったような感覚になりました。

 例えば、カーブでハンドルを切りすぎてしまったとき、反対側にハンドルを切ることで、コースを正しますよね。「e-4ORCE」は自動で駆動力を4輪に分配し、わずかなズレを微調整しながら走ってくれるんです。大きなミスを修正するというよりも、ミスを瞬間ごとに修正してくれるので、ドライバーが特に「e-4ORCE」の力を感じることがないまま、自然と「良い運転」になってくれるんです。なので、「運転がうまくなった」という感覚になったのではないでしょうか。

「SUVに苦手意識がある方にも乗っていただきたい」

――「e-4ORCE」を搭載したARIYAのような車は、どんな方におすすめですか?

 快適で上質な走り心地を実現しているため、どなたにもでもおすすめですが、特に車体が大きいSUVに苦手意識がある方にぜひ乗ってみていただきたいです。SUVは取り回しが悪いイメージもあり「普段使いにはちょっと」という方もおられると思うのですが、快適な乗り心地を提供する「e-4ORCE」は、加減速の多い街乗りにこそ向いているとも言えるんです。ですから、通勤やお子さんの送り迎えなど、日常的な場面でも価値を実感していただけるのではないかと思います。

――今回は悪路での走行でしたが、普段使いでも力を発揮しそうだと感じました。

 もちろん悪路を安心して走ることができるのも「e-4ORCE」の特徴です。ですが、減速時に体にかかる重力を極限までゼロにしていたり、滑らかに加速したりという機能は、ストップ&ゴーの多い街中のドライブを快適にしてくれるんです。お客様からは「車酔いする妻が助手席で爆睡するほどの安心感」というお声も頂いています。

 われわれが「ナンバーワン」だと自信をもってお届けする「e-4ORCE」の走行性能を、ぜひみなさまに体験していただきたいです。

提供:日産自動車株式会社

デイリー新潮編集部

  • ブックマーク

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。