「ほら、あれがお父さんの星よ」妻子の心に生き続けた日本兵の遺志

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「ありったけの地獄を集めた」と形容される沖縄戦で、遠く及ばない兵員数や物量をもって米軍からの猛攻を受け、窮地に追い込まれていた日本軍。伊東孝一大隊長が率いた第24師団歩兵第32連隊・第1大隊に迫りくる米海兵隊の精強部隊を食い止めたのは、たった一人の「凄腕のスナイパー」、松倉秀郎上等兵だった。しかし、次々に味方の兵士を狙い撃たれパニック状態に陥った米軍によって、松倉が逃げ込んだ陣地壕は集中砲火を浴び、彼は還らぬ人となる。【本記事は全3回の第3回です】...

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