不倫で解任された38歳「上野・前立教大駅伝監督」が現役復帰へ 箱根を控える教え子たちへの影響は

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 陸上部内での“不貞行為”発覚によって立教大学駅伝チームの監督を解任された上野裕一郎氏(38)。あれからわずか2か月の現役復帰報道に、関係者たちは騒然。恩師の不祥事、そしてずいぶん早い復帰に、箱根駅伝本戦を間近に控える元教え子たちへの影響が気になるが……。

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 デイリー新潮は「立教大学駅伝・上野監督が解任された“本当の理由”」や「立教大学駅伝・上野監督と女子部員の『不適切な関係』の全容」でも詳しく報じてきたが、まずはことの発端となった上野氏の不祥事について振り返っておこう。

 立教大学駅伝チームといえば、今年の元旦に55年ぶりとなる箱根駅伝出場を果たした“古豪”であり、その復活の立役者こそが上野氏であった。2年連続の出場を懸け、10月の予選会に向けて日々汗を流していたはずなのだが、そんな折、女子陸上部員との不倫関係が露見したというわけだ。「週刊新潮」では、7月から9月にかけて、計4回以上の2人の逢瀬を確認。しかも、そのどれもが、大学のマークを引っ提げた部用車の中で行われていたものだった。

 直撃取材を受けた上野氏と「女子部員」は、不倫関係にあることは否定しながらも、キスや体を密着させていたことなどは「スキンシップの一環」などと主張。しかし、小誌から大学に対して取材を申し入れると、直後に非を認め、監督が解任されるという事態に陥ったのであった。

「率直に驚きました」

 こうした経緯があるにも関わらず、突如として上野氏の現役復帰が報じられたのである。“解任劇”からわずか2か月強の12月17日、スポーツ報知が「上野裕一郎・前立大監督が実業団ひらまつ病院に加入濃厚 『日本一速い監督』が現役復帰へ」という見出しの記事を配信。自らの不祥事によって謹慎の身にあったはずが、早くも表舞台に再登場することが報じられたというわけだ。

「突然の報道に、私もびっくりしました」

 そう話すのは、大学駅伝に詳しいスポーツライターの酒井政人氏である。

「もともとは長距離のトップ選手とはいえ、一度は第一線を退いた身ですし、年齢的にも、長く走力を保つことは難しいと思われます。そして何より、立教大の監督を解任されて間もないタイミングでまた人前に出る仕事をしようというわけですから、率直に驚きました」

 一方でこのような見方も。

「たしかに、『早すぎるのでは』という声もあるかもしれません。ですが、上野さんの人生やご家族のことを考えると、いつまでも何もしないわけにもいかないでしょうから、早い段階での現役復帰は良い選択のようにも思います」

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