歯科医院の待合室に大谷翔平博物館!? 総額は約3千万円 患者しか見られない所蔵品を紹介

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「ひとつ買ったら次も欲しくなり…」

 現在本塁打王レースで独走中、2冠王、いや3冠王以上も射程に収める大谷翔平選手(28)。そんな彼の“お宝グッズ”を集めた“博物館”がなぜか埼玉にある。ホームランを打った際のおなじみの兜をはじめサインボールやユニフォームなどなど、3千万円を投じて集められた貴重な所蔵品の内容とは?

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最も高価なコレクションは?

 お宝の持ち主はかみむら歯科・矯正歯科クリニックの上村英之理事長(62)。コレクションを始めた当初は倉庫に大切に保管していたが、「患者さんにも見てほしい」と思うようになり、待合室を改装。去年から展示スペースとして患者に開放した。

 コレクションの中で最も高価だったのは去年のオールスターゲームの際に大谷選手が着用したヘルメットで408万円。MVP記念として1200ドル(約17万円)で販売された世界限定24体しかない特大ボブルヘッド(首振り人形)も自慢の品だ。

 このところの活躍で大谷グッズの人気もさらに上がる一方だ。今年から導入された新ルール「ピッチクロック」により、大谷選手が史上初めて投手と打者両方でルールに違反した4月5日の試合で使用されたボール。そのオークションは、最後の最後で競り合いとなった。10万円程度だった入札希望価格はどんどん上がり、最終的には90万円で落札したという。

次ページ:投じた総額は3千万円

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