広末涼子はおじさん俳優にモテモテ…テレビ局員が忘れられない「出産後に語った言葉」
フェロモンがわき出る
2003年、早稲田大学を中退直後、彼女が選んだのは、つかこうへい(1948〜2010)の舞台「幕末純情伝」と「飛龍伝」の連続公演だった。これまで石田ひかり(51)や内田有紀(47)、小西真奈美(44)など、多くの若手女優を実力派と呼ばれるまでに厳しく育てたことで知られるつかも、彼女を絶賛した。
「女一人、男40人の舞台でも、広末さんはそれを受けて立つ実力を持っている。これまでいろんな女優さんを使ってきたけど、一番ですね」(「スポーツニッポン」03年11月27日)
この舞台で共演した筧利夫(60)に至っては、
「はっきり言って大好きです! 生で見ると、フェロモンがわき出ていまして、高知県が生んだ最高傑作だ」(「スポーツニッポン」03年10月16日)
もっともこの翌月、舞台公演を終えた2日後に、彼女は最初の夫との結婚と自身の妊娠を発表し産休に入ったのである。
「彼女は『あれもやりたい、これも大切、でも1日24時間しかない、でも妥協したくない、諦めたくない。三兎も四兎も追っている』とインタビューに答えたことがありますが、仕事をしつつ、母もやりながら、恋もできるんでしょうね。今もあれだけ老けないのは、そのせいかもしれません」(前出の民放プロデューサー)
それが仕事にも活かされてきたわけだが、
「朝ドラの評判が良かったので、再評価された矢先でしたから、もったいないですよ。彼女の世代って、演技派と言われるのは安達祐実(41)と小池栄子(42)くらい。小池はちょっとキャラが違いますから、安達には仕事が増えそうです」
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