あんなに売れていたのに…山川穂高の球団グッズが全部消えた! ライオンズ広報に聞く

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球団グッズから山川が消えた!

 今季の埼玉西武ライオンズは、松井稼頭央・新監督(47)のもと、「走ることが原点であり、そこから全てを変える」と、「走魂」をチームスローガンに決めた。さらに2015年以来、8年ぶりとなるホームユニフォームを刷新。左袖に「レオマーク」も入り、ニューデザインとなったレプリカユニフォームが売り出された。

「併せて、選手名と背番号が入ったTシャツやタオルなども、続々と新製品が発売されています。レプリカユニフォームは、登録済みの選手であれば、注文で買うことができます。また、選手プロデュースグルメ(弁当)も人気ですね。こうした売り上げは、球団と選手とで分配しますが、試合に勝ったら売れるのか、勝敗に関係なく売れるのかなど、詳細なデータを取っている球団もあります」(前出・記者)

 お気に入りの選手名の入ったユニフォームやTシャツを着て球場へ応援に行く。今ではすっかりおなじみの光景だが、

「山川のグッズが売ってないんですよ。西武の本拠・ベルーナドームにあるチームストアにも、オンラインにも。ユニフォームからリストバンド、キーホルダーなどのアクセサリーまで、何にも売ってないんです。山川はもともと背番号は33番でした。それが2020年のシーズンから、ライオンズを代表する強打者の清原、中島、浅村らが背負った3番に変更しました。新背番号になっても、グッズは良く売れていました」(前出・ファン)

 試しに、埼玉西武のオンラインショップにアクセスしてみた。豊富なラインナップの中に選手別に商品を選択できる項目があり、そこに行くと選手の顔写真と名前が。そこで山川をクリックすると「指定されたジャンルは存在しません」との表示が。

 そういえば、事件後、球団の親会社である西武池袋線のホームに掲示してあった山川のポスターが撤去されたという一部報道もあったが。

「報道等により不快に思われているお客様の声もあることを踏まえ、山川選手の個人肖像を使用したポスターや、商品等の販売は一時停止しております」(球団広報部)

 今後、予定されている企画やイベントでも、選手別グッズがある中で、山川だけはない。突然の対応に、ファンから問い合わせが来ていないのか、気になるのだが、

「報道以降、一定数のご意見を頂戴しておりますが、詳細は回答を差し控えさせていただきます」(同)

 人気者だった山川グッズが消えた。まさか本人もそのまま……。

 捜査の結果次第で、球団がとる対応や措置。またグッズの販売再開時期や山川から直接、ファンに事情を説明する機会はあるのだろうか? 広報部に聞くと、

「結果(状況)に応じて適切に対処いたします」

 とのことだった。

デイリー新潮編集部

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