広島は「16点」も取ったのに試合に敗れた…“史上最大級の打撃戦”で何が起こったのか?

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“1点差試合”ではNPB史上最大

「野球の試合で一番面白いスコアは8対7だ」と評したのは、米国32代大統領、フランクリン・ルーズベルトである。この伝でいけば、8対7の2倍のスコアなら、面白さも倍になるとも言えるが、そんなラグビー並みのビッグスコアは、プロの試合では、滅多にお目にかかれない。だが、時には常識であり得ないことが起きてしまうのも、筋書きのないドラマならではの醍醐味。今からちょうど30年前の1993年5月19日、ヤクルト、広島の両チームによって、1点差試合ではNPB史上最大となる17対16の“スーパー打撃戦”が神宮の杜で演じられた。...

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