市川猿之助の身柄拘束の可能性は? 殺人、同意殺人、自殺ほう助、自殺教唆、自殺のどれにあたるかを捜査中

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逮捕・起訴か書類送検か

「一家心中の場合、命を絶つ順番は同時とは行かず、差が出ることがままあります。死に切れなかった者が亡くなった者を手にかけたなどと疑われる可能性も付きまとうわけです。供述しかないので、当時どこまで冷静だったのかなかなか証明できないところですね。ただ、警察の捜査が入った後、死に切れなかった者が殺人などを疑われるかもしれないということぐらい、猿之助一家は想定していたことでしょう」(同)

 今回のケースで言えば、両親が、猿之助が生き残った場合に身柄が拘束されるような事態を望んでいたとは考えづらい。そういった点を踏まえれば、「各自がそれぞれの判断で死を選んだ」というところに落ち着くのだろうか?

「そうですね。その筋であれば、逮捕・起訴されるよりは何らかの容疑で書類送検されて不起訴処分という流れがある程度、想定されます。が、死因とされる薬物は大量摂取されなければ死に至らず、摂取中に眠くなってそもそもそれほどの量を飲むことができないとの指摘が根強くあります。加えて、起こり得ないとされるその中毒死が2例発生している。さらに死因とされる薬物や、その容器も見つかっていません。先ほど触れたように家族以外の第3者が本件に関与できなかったとするなら、猿之助が自殺をほう助したと疑われることになるでしょう」(同)

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■相談窓口

・日本いのちの電話連盟
電話 0570・783・556(午前10時~午後10時)
https://www.inochinodenwa.org/

・よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)
電話 0120-279-338(24時間対応。岩手県・宮城県・福島県からは末尾が226)
https://www.since2011.net/yorisoi/

・厚生労働省「こころの健康相談統一ダイヤル」やSNS相談
電話0570・064・556(対応時間は自治体により異なる)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/soudan_info.html

・いのち支える相談窓口一覧(都道府県・政令指定都市別の相談窓口一覧)
https://jssc.ncnp.go.jp/soudan.php

デイリー新潮編集部

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