水卜アナを“視聴率稼ぎ”に利用する日テレ 関係者は「精神的な負荷がかかっていないか心配」
3月25日、俳優の中村倫也（36）と日本テレビの水卜（みうら）麻美アナウンサー（35）が結婚を電撃発表。さっそく彼女は自らの番組で入籍の経緯を披露してみせたのだが……。
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【写真を見る】出逢った頃の二人 2019年の番組共演がきっかけだった
3月27日、水卜アナは総合司会を務める情報番組「ZIP！」（日テレ系）の冒頭で、自身の口から公の場で初めて慶事の報告を行った。時間は番組開始の午前5時50分。日テレとして、朝のトップニュースは「局アナの結婚」だと判断したというわけか。
実際、この日の番組は「水卜特番」ともいえる内容のオンパレードで、ニュースや天気予報の合間に結婚前の二人の共演VTRを紹介。なれ初めの秘話などが幾度も披露された。
なんといってもクライマックスは番組の終盤だろう。夫である中村本人がサプライズで登場したが、そこに突然、流れたのは「ニュース速報」のテロップだった。バツの悪いことに、北朝鮮のミサイルが日本海に向けて発射されたとの一報がもたらされたが、日テレは初の夫婦共演シーンを流し続ける道を選んだ。
芸能デスクが解説する。
「朝の情報番組は生放送なので、惚気（のろけ）話より優先して伝えることがあるだろうと批判されてもおかしくない場面でしたが、視聴者は拍手喝采。“新入社員が選ぶ『理想の上司（女性）』”7連覇という彼女の好感度のおかげでしょう」
「重責は大きくなる一方」
自社の局アナが「時の人」ともなれば、日テレは他局が持ちえない最強カードを手に入れたことになる。
スポーツ紙記者が言う。
「12年連続で個人視聴率三冠王に輝く日テレですが、朝の情報番組は劣勢で他局と熾烈（しれつ）な視聴率合戦を繰り広げています。水卜アナが担う『ZIP！』は、5年前からフジテレビ系の『めざましテレビ』に首位の座を奪われ、テレビ朝日系『グッド！モーニング』との2、3位争いに甘んじています。そのため4月3日から放送時間を1時間拡大。テレ朝の人気番組『羽鳥慎一モーニングショー』と激突させるなど、彼女の重責は大きくなる一方です」
「精神的な負荷が心配」
そんな矢先に飛び込んできた慶事だったわけである。
さる日テレ関係者が言う。
「日テレはフリー転身のうわさが絶えないミトちゃんを死守しようと、一昨年から朝の顔として『ZIP！』の総合司会に抜てき。責任感が強い彼女のことですから、プライベートの切り売りを命じられても断ることはできなかったと思いますが、番組では何度も“私事ですみません”と頭を下げていて、笑顔も引きつっていた。常に周囲を立てて自分が目立つのを控えるタイプですから、精神的な負荷がかかっていないか心配です」
ここぞとばかりに使い倒して心労を与えれば、日テレに嫌気が差して“寿退社”となりかねない。
