「ミス東大」は山下貴司元法相の娘だった 公表されていないが地元の県議は「間違いない」

エンタメ

  • ブックマーク

Advertisement

 才色兼備の代名詞、ミス東大。昨年、そのグランプリに輝いた経済学部3年の山下莉紗さん(21)は、そのうえ正真正銘のお嬢様だ。父親が山下貴司元法相(57)だというので。

 ***

 フィナーレ当日、桂由美デザインの真っ白なドレスに身を包んだ莉紗さん。ファイナリスト5人の中から晴れてグランプリに選ばれると、ツイッターに、

〈これまで応援くださった全ての皆様に、心より感謝を申し上げるとともに、今後も初心を忘れず謙虚に邁進して参ります〉

 と投稿し、後日、

〈メインスポンサーのリゼクリニック様より大変光栄な副賞も頂きました〉

 とあらためて報告した。副賞は賞金20万円、全身脱毛20万円相当だという。

 東京大学広告研究会が主催する「ミス東大コンテスト」が始まったのは、1997年のこと。以来、そのグランプリ受賞者は、タレントやアナウンサーへの道を進む例も少なくなかったが、莉紗さんは「国際的に活躍し、日本のためになる職業に就きたい」と語っていた。

 その堅実さがどこに由来するのかと思えば、父親は検察官出身の自民党代議士で、第4次安倍改造内閣で法務大臣も務めた山下貴司氏だといううわさではないか。

 莉紗さん本人に、続いて山下元法相にも、事の真相をたしかめ、本当ならお祝いを伝えるべく問い合わせたが、返事がない。回答がないので、元法相の事務所に問い合わせても、「本人が答える意志がないようだ」とのこと。そこで元法相の地元、岡山県議会の重鎮に尋ねてみた。

両親も美形

「ミス東大か。すごいな。代議士とは昨日も一緒だったのに、聞いたことがない。娘が選挙の応援に来たのは知っているが、東大とか知らなかった。ちょっと代議士に連絡を取って、聞いてみるから、20~30分後にまた電話をくれ」

 と言うので、少し待ってまた連絡すると、

「ミス東大だったよ。それで間違いない。代議士は電話がつながらなかったので、事務所に聞いたんだよ、代議士の。それにしてもミス東大か。すごいな。まさに才色兼備。ま、奥さんも二重でぱっちりした目の美人で、代議士本人もいい男だからな」

 しかし、県議の方々はみな知らないのか。

「だれも知らんじゃないのかな。ま、自分の娘が東大だ、ミスだ、なんて選挙に出る人間は言わないよ。ただ、後援会では少し話題になっているようだ」

次ページ:父も東大卒

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。