藤ヶ谷太輔を代役に指名した中居正広の胸の内 似た番組になるのは勘弁というテレビ局も

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鶴瓶&藤ヶ谷コンビ

「『世界仰天ニュース』は2001年4月にスタートし、今年で丸21年を迎える長寿番組です。中居と鶴瓶師匠との掛け合いは、中居によるツッコミが多く、番組の味となっています。彼は番組スタートから欠席したことがなく、ジャニーズ退所後も引き続き番組を継続できていることにも感謝しています。もっとも、ここ数年はマンネリ感も出てきたのか、視聴率はかつてのような高視聴率を獲得することが減ってきた。もし、自分が欠席している間、代役MCの評判が良く、高視聴率を獲得した場合、最悪の場合は“MC交代”ということにもなりかねない。それを避けるためにも、後輩である藤ヶ谷を指名したようです。藤ヶ谷での視聴率が良くても、番組MCを奪い取られることはないでしょうから」

 まだある。
 
「藤ヶ谷は2020年4月から『A-Studio+』(TBS)で鶴瓶師匠と共にMCを務めています。2人の掛け合いも悪くありません。この2人なら『世界仰天ニュース』でも気負うこともないと考えたのでしょう」

 一石三鳥である。藤ヶ谷が『世界仰天ニュース』で代役を務めた翌週11月8日には中居が一時復帰した。そこで中居は、前週の藤ヶ谷の評判がいいことにむくれて見せた。

「鶴瓶&藤ヶ谷コンビはこれっきりのように見えましたが、実はこの放送があった8日に、麹町(東京・千代田区)の番町スタジオでは、鶴瓶&藤ヶ谷コンビで2本の番組収録が行われました。11月29日と12月6日の2週にわたり、『世界仰天ニュース』の代理MCが藤ヶ谷になったのです」

 ところが、

「鶴瓶&藤ヶ谷コンビの収録を聞きつけたTBSが中居サイドに泣きを入れてきたそうです。何回も藤ヶ谷を使われたら困る、と。2人には『A-Studio』という珍しい2ショットをウリにした番組がありますからね。同じ座組のトークを他局で放送されたら、番組の価値も視聴率も下がってしまう恐れがある。代役も一度だけならともかく、何度もやられたらたまらないというわけです」

デイリー新潮編集部

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