ヘンリー王子の回顧録で「カミラvs.メーガン」勃発? 王室のW不倫加担を暴露か

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親切心への“復讐”に?

 ダイアナ元妃から、一度かみついたら離さない大型犬になぞらえて「ロットワイラー」と呼ばれていたカミラ王妃は、05年4月にチャールズ国王と再婚。が、長らく「英国で最も嫌われた女性」との呼び名が定着していた。それが近年、評価の声が高まっており、

「女王が2月の在位70年で、カミラ夫人(当時)について将来、国王夫人ではなく『(正式な)王妃と呼ばれるのを望む』と述べたこともあり、英国では好感度が上昇しています。9月中旬に発表された世論調査では“王妃は立派につ務めを果たすと思う”と答えた人が5割を超えました」(前出の在英ジャーナリスト)

 その王妃はまた、長らく英国で白眼視されてきた自身の経験をもとに、

「かつてメーガン妃が王室に入った時、カミラ王妃がプライベートでランチに誘い、“知っておくべきことを教えようとした”と3月に『サン』紙が報じました。ところが今回の回顧録は、そうした王妃の親切への“復讐”になるかもしれないと、王室の専門家が記事中で指摘しているのです」(同)

 というのも、

「王室の伝記作家アンジェラ・レヴィン氏の新刊『コーンウォール公爵夫人カミラ アウトキャストから王妃まで』では、カミラ王妃が助言と支援を申し出たのに対し、メーガン妃はアドバイスに従おうとしなかったと明かしています。王妃は“誰かが苦労しているのを見たくない”と考えていたのに、メーガン妃は“退屈で反応がなく、我が道を行くことを望んだ”とのことで、アドバイスは水泡に帰したというのです」(同)

夫婦でカミラ王妃を攻撃する事態に?

 差し伸べられた厚意を無にしたメーガン妃のことを、ヘンリー王子は7月、国連での演説で「ソウルメイト」だと公言した。となれば、回顧録もまた彼女の意をくんだものとなるに相違ない。すなわち、

「親切心を“余計なお世話”と逆恨みしたメーガン妃が“復讐”に加担し、夫婦でカミラ王妃を攻撃する事態となりかねません」(同)

 放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が言う。

「カミラ王妃やキャサリン妃はメーガンに教える立場であって、友達になる必要はありません。ただ、せっかく王室のしきたりを教えようとしても、メーガンは全然素直に聞こうとしない。王室の公務とはそもそも、式典など基本的には退屈なもの。それをメーガンみたいな野心家で自己主張の塊が、黙ってこなせるわけがないのです。彼女に感化されて操られてきたヘンリー王子も、そろそろ後悔していてもおかしくありません」

 王室の戦々恐々は、しばらく続きそうである。

週刊新潮 2022年10月6日号掲載

ワイド特集「「女にはワケがある」より

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