凶弾に倒れた安倍元総理に「旧・統一教会」被害弁護団から届いていた“警告書”と、いまなお続く4つの「献金返還訴訟」

国内 社会

  • ブックマーク

 安倍晋三元総理(67)を銃撃して殺害したとして7月10日、殺人容疑で送検された山上徹也容疑者(41)。奈良地検は刑事責任能力の有無を調べるため、鑑定留置を行う方針を固めている。一方で、容疑者が事件の動機の核心部に挙げた「世界平和統一家庭連合(旧・統一教会)」が記者会見を開き、新たな波紋が広がっている。

 ***

 これまでの供述で「母親が(世界平和統一家庭連合の)信者でのめり込み、多額の献金で破産して恨みがあった。安倍元総理が(同連合を)国内で広めたと思い込んで狙った」と、動機について話した山上容疑者。...

つづきを読む