全日本女子柔道選手権 現役医学生「朝比奈沙羅」は準決で敗退 コロナ入院でスタミナ切れ
4月17日、体重無差別で女子柔道最強を決める全日本女子選手権(皇后杯)が、2年前に開館したばかりの横浜武道館で行われた。ドシーン、ドシーンと突然、地響きがした。朝比奈沙羅(25)=ビッグツリー=が、前の試合が終わるや筆者らの座る記者席のすぐ後ろで、ジャンプしたり腕や顔を叩いたりして気合を入れていたのだ。最近は以前のように四股は踏まないようだが、いつも楽しみにしているユニークな試合前の彼女の勇姿が戻ってきた。朝比奈にとって、久々の公式戦となった。それにしても140キロの体重であれだけ高くジャンプできる身体能力の高さに改めて驚く(粟野仁雄/ジャーナリスト)。...
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