なぜ止められなかった親露派国家承認:米国がキューバ危機以来の情報公開戦術 インテリジェンス・ナウ

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 ウクライナ危機で、ジョー・バイデン米政権はクレムリン(ロシア大統領府)が情報源とみられる高度なインテリジェンスを異例のリアルタイムで公開し、西欧諸国との連帯を維持する工作を続けてきた。

 ロシア軍による「ウクライナ侵攻」の機先を制してかく乱し、侵攻を抑止するのが目的で、情報源を探知される危険を冒した情報工作だった。

 しかし、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はその裏をかき、ウクライナ東部の親露派武装勢力が支配する「人民共和国」を独立国家として承認する大統領令に署名、「平和維持」を口実にロシア軍部隊の派遣を命じた。...

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