BTSやBLACKPINKに続く2022年期待のK-POPグループは？

魔の7年のジンクス

　2000年代、K-POPでは東方神起やBIGBANG、少女時代、Wonder Girls、KARAなど、韓国のみならず日本や海外で活発に活動するグループが次々と登場した。当時こうしたグループは、韓国では「アイドル」という呼称が使われることが多かったが、2000年代後半から2010年代に入ると、「アイドル」としてよりも「アーティスト」や「エンターテイナー」として認識されるようになっていった。

「グループ活動を7年以上維持するのは難しい」と言われる「魔の7年のジンクス」というものが韓国には存在するが、BTSは2022年にはデビューから9年を迎える。BTSがそれぞれの個性を最大限に生かし、ジンクスを打ち破ったことの意味は大きい。

　BTSのさらなる進化と、彼らに続くIVEをはじめとした次世代グループの登場と活躍を楽しみに注目していきたいところである。

田中美蘭
1977年生まれ。オーストラリア留学後、韓国系企業に勤務。在職時は通訳や研修コーディネートなどを担当。2003年から韓国に在住。長年の韓国在住歴を生かし、「現地の声を伝える」をモットーに韓国の時事問題、政治、経済、教育や芸能、美容、グルメ、旅行に至るまで幅広い分野で多くの執筆を手がけている。

デイリー新潮編集部

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