テレビ業界で未だ流れる五輪中止説 民放各局が緊急事態に備え考え出した秘策とは
7月23日は東京五輪の開会式である。開催まで1カ月を切ったというのに、いまだSNSでは“#東京五輪中止”がトレンドワードになるなど、開催に反対する声が少なくない。月刊のテレビ情報誌は番組表を空白のまま発売するなど、テレビ業界も本当に五輪は開催されるのか、疑心暗鬼になっているようだ。思えば、昨年はコロナ禍による五輪の延期決定で、テレビ局はすったもんだの事態となった。果たして今年はどうなるのか?
***
東京五輪オフィシャルパートナーの朝日新聞が、社説で「夏の東京五輪 中止の決断を首相に求める」とぶち上げたのが5月26日のこと。...