乃木坂46、34人いた一期生は今や7人 次に卒業する可能性が高い3人の実名

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のこる一期生は…

 星野みなみ(23)もデビューから25曲で選抜入りしている。“かわいいの天才”と呼ばれるように、一期生の中では年下組にあたる。甘えん坊な一面がまだまだ伺えるが、後輩たちが入ってきたこともあり、徐々に“お姉さん”の雰囲気を漂わせるようになった。気になるのは単独での仕事が少ない点だろうか。マイペースな性格なのは仕方ないが、かつて齋藤飛鳥と並んで“乃木坂の次世代を担う存在”と言われただけに、現状にはややもの足りなさがなくもない。

 最新シングルで5度目の選抜入りを果たした樋口日奈(23)は、今後が期待される1人だ。「フラガール」の主演をはじめ、これまで数多くの舞台に出演しているが、その経験が生きたのが、今年の正月に放送されたスペシャルドラマ「教場2」(フジテレビ系)だろう。主演の木村拓哉からその演技を絶賛されていた。

 これまでファンから「年齢にそぐわないほどの大人の色気を発散させている」言われてきたが、髪を切ったことでキュートな雰囲気が出てきて、魅力的な女性に成長した点も“買い”。活躍の場を広げてきて着実に人気も獲得してきたうえ、まだ23歳。ダンスの腕前も抜群なだけに、これからますます輝いてくれることだろう。

 最後は和田まあや(23)だ。“おバカキャラ”で知られる彼女の選抜入りはわずか2回しかない。いわゆる“不人気メンバー”で絶えず卒業の噂が出ている。それでも彼女は“愛されまあや”と言われるほど、ほんわかほのぼのしているのが魅力。選抜入りは出来なくてもアンダーメンバーを支えている存在でつねに縁の下の力持ちに徹している。グループを抜けたら確実に手痛い存在なのだ。いつも明るく生きて、ガツガツせず決して他人を妬まない。レギュラー番組はあるから、不人気というよりは他のメンバーの人気が高すぎるというのが正解だろう。選抜云々ではなく、彼女は彼女なりに乃木坂での立ち位置を見つけている気がしている。

卒業の本命は

 以上が一期生7人の現状だ。秋元真夏、高山一実、生田絵梨花の3人はいつ卒業してもおかしくない。中でも次の本命は高山である。問題はその日がいつか、である。来年2月8日に28歳になるタイミングだろうか。グループのデビュー日も2月22日と近い点も気になる。個人的にはデビューから27作連続選抜入りという記録を“30作”の大台に乗せてほしいし、記念の30枚目シングルで卒業するほうが美しいと思っている。

 むしろその30枚目で卒業する一期生は必ずいるだろう。もし、そのときすでに高山が卒業していた場合は、キャプテン秋元の可能性が高い。CDリリースのサイクルを考えると恐らく22年秋ごろが30枚目のタイミングとなるが、秋元は19年9月に2代目キャプテンに就任しており、丸3年という節目にもなる。

 節目とは関係なしに卒業を発表しそうなのが生田だろうか。“からあげ姉妹”というユニットを組んでいる松村が卒業してしまうし、やはりミュージカルに軸足を置くことを考えたら当然の選択だからだ。

 グループアイドルが世代交代していくために卒業は必須だ。“破壊”と“再生”とまでは言わないが、うまく世代交代していくことで、より息の長いクルーブになっていく。それでも一期生で最後まで残るのは乃木坂が大好きな和田まあやのような気がしてならない。

上杉純也

デイリー新潮取材班編集

2021年5月26日掲載

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