宮内庁から 小室さん7月帰国は「最悪のタイミング」「できるなら阻止したい」の声

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“どうして録音したのか”にどう答えるか

 別の担当記者にも聞いてみると、

「何らかの対応を求められてきた小室さんにとって、文書は捲土重来のチャンスだったわけですが、それを無駄にしたという風に宮内庁内では言われています。仮にやり直せるならどのタイミングに戻るべきかについても聞いたところ、文書発表前に戻って練り直すべきと言う人もいました」

 そしてその際には、

「“お金はお借りしていたものだ”と真摯にシンプルに綴るべきだったと。後に解決金支払いを提案するのであれば、最初からそのように綴っておくべきだったと指摘する声は多かったですね。国民の認識とそんなに乖離していないようにも感じました」

 小室さんは7月末にNY州の司法試験を終えた後、一時帰国する可能性が報じられているが、

「これも“最悪のタイミング”と吐き捨てる人は少なくないですね。ある程度の道筋を立てて帰国するならまだしも、むしろ大混乱の中の帰国で、それは悲劇でしかないというわけです」

 もちろん宮内庁では帰国した場合のメディア対応も想定している。

「例えば、“文書をあのタイミングで出したのはなぜか?”とか“どうして録音したのか? 録音すべき重要局面だと思ったのはなぜか?”などといった質問が繰り返されることになるとも言っていました。小室さんの名前で文書を出している以上、回答する義務はあるでしょう。ということで、“できることなら帰国を阻止したい”という人まで現れています」

デイリー新潮取材班

2021年5月24日掲載

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