長女暴行で逮捕された元関脇・嘉風の「妻」 動かぬ証拠となった音声がヤバすぎる

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子供の食事は缶詰

 2人の出会いは05年3月。大阪場所の勝ち越しを祝って開かれた食事会に容疑者が参加。彼女に嘉風が一目惚れしたという。

 容疑者は大阪府守口市出身。嘉風や本人の説明によると、短大を卒業し、航空関係の会社などに勤めていたという。

 大阪場所の千秋楽、梅田の観覧車で嘉風が猛烈にアタックをするなどして、東京・大阪の長距離恋愛がスタートした。

 その後、彼女は08年に上京、プリザーブドフラワーのサロンを主宰するようになった。長距離恋愛が解消されたこともあり、嘉風は幕内に定着した07年9月頃に結婚を意識し始めた。08年の11月場所で奮起し、好成績を残したことで親方の許しももらい、12月22日に入籍した。

 昨年の6月に虐待の証拠動画が撮影されたわけだが、当時は嘉風、容疑者、小学校高学年の長女、低学年の長男で暮らしていた。

 週刊新潮の記事から容疑者の“二面性”が伺える証言をご紹介しよう。

長女の願い

《「(容疑者は)ブログやSNSでは、高級ブランドの食器に囲まれた食事会の様子を公開して、セレブを気取ってましたけれどね。自分の子どもにはフタを開けただけの缶詰を床に置いて食事として与え、まだ幼かった姉弟を公園に置いて遊びに行ってしまうこともあったそうです」》

 長女が撮影した動画を嘉風に見せたことで、夫婦仲に亀裂が入る。付近の住民によれば「去年の7月中旬に凄まじい夫婦の言い争いが聞こえてきた」という。

 警察官が嘉風と長女から話を聞いている姿も目撃された。その後、嘉風と2人の子供は自宅マンションを出たという。

 程なくして離婚調停が始まった。ところが、呆れたことに容疑者は早くも“後釜”を探していたという。

 デイリー新潮は20年12月22日、「元関脇『嘉風』妻が離婚調停中に婚活パーティー 『お婿さん探ししてきた』」の記事を配信した。

 この記事で、嘉風をよく知る関係者が、容疑者が「“婚活パーティー”みたいなことをしているんです」と証言している。

《「先月のはじめごろだったと思います。奥さんは周囲に“お婿さん探ししてきた”と言ってはしゃいでいたそうです。“パーティー”の場所は、都心にある高級ホテルの中華料理店。調停中なのに次の男を探していたわけです。これはさすがにどうかと思いますよね」》

 関係者によると、長女は「お母さんを逮捕してほしい」と周囲に漏らしていたそうだ。

デイリー新潮取材班

2021年3月22日掲載

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