総務省「東北新社・NTT接待問題」の根治に「電波監理委員会」を復活せよ

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総務省の規制権限は「霞が関の標準」と比べ、とりわけ強力。電波という公共財をめぐる裁量と利権にメスを入れるには――。 

 総務省接待問題は、東北新社だけでなくNTTにも広がった。残念ながら、総務省では公務員倫理の遵守意識が薄れ、利害関係者との違法な接触が広がっていたのだろう。事実を明らかにして膿を出さねばならない。さらに霞が関全体で、官民や政官関係を規律するルールは改めて見直し、強化・徹底することも必要だ。

 そして、より根源的な課題として、規制権限にも目を向ける必要がある。...

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