見切り発車したワクチン接種「調達できず、届けられず、記録できず」が表面化

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菅義偉政権の支持率低下が続くなか強行スタートした新型コロナウイルスのワクチン接種。国民の過半が受けられるまでの目算は、実は全く立っていない。

 河野太郎・ワクチン担当相は3月5日に記者会見し、新型コロナウイルス感染症のワクチン確保について、見通しを発表した。4月中には170万9370バイアル(=便)が届く見込みだとし、3月8日の第4便までの3月中に確保した数量39万2500バイアルと合わせると、210万1870バイアルに達するとした。特殊な注射器を使えば1バイアルから6回取れ、2月17日に始まった100医療機関4万人への先行接種では特殊注射器が使われたが、4月12日に始めると発表している高齢者向け接種には普通の注射器しか間に合わず5回しか取れないとしている。...

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