コロナワクチン3種を比較 日本製は大きく出遅れ

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 昔から「薬九層倍(くすりくそうばい)」と言うように、原価の分からぬ薬を高値で売るのが製薬ビジネスである。コロナワクチンにも当てはまるのだろうか。

 菅首相が新型コロナウイルスのワクチンについて「2月下旬には接種を開始できるようにする」と明らかにしたのは1月4日のこと。すでに政府は約2億9千万回分のワクチンを予約済みだという。

「厚労省では技監をトップとする専門チームがアメリカなどの製薬会社と交渉しており、7月末にはファイザー(ドイツのバイオンテックと共同開発)から1億2千万回分、次いでモデルナから5千万回分、さらにアストラゼネカ(オックスフォード大学と共同開発)から1億2千万回分のワクチンを確保しています」(厚労省担当記者)
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